オンラインストア

COLUMN 馬場園芸コラム

日曜ご馳走プロジェクト 5年目— 地域の力を、地域に届ける —

今年も「日曜ご馳走プロジェクト」が開催され、無事に5年目を迎えました。
この取り組みは、地域の福祉財源が縮小する中でも、高齢者の暮らしを持続的に支えていくために生まれました。行政・福祉・企業・地域の枠を超えて誰もが関わり合える“地域のプラットフォーム”をつくることを目的としています

Image

プロジェクトの背景と理念

地域の福祉財源が国から減らされるなか、これからも地域の介護・福祉をどう維持していくか。その課題を解決するために立ち上がったのが日曜ご馳走プロジェクトです。行政、福祉、企業、地域の人々が立場を超えて集まり、一緒にボランティアをしたり、困っているお年寄りを助けたりする関係性を育てています。また、一緒にとうもろこしを育てることで、年に数回顔を合わせて交流でき、地域がゆるやかにつながる場にもなっています。これは予防介護の面でも大きな価値があります。

Image

活動報告

今年は、地域の独居老人 73件に無償のお弁当を届けました。
「毎年楽しみにしている」と多くの声をいただきました。さらに、みんなで育てたとうもろこしを使った特製ピザを販売し、130枚が完売。
この収益が、補助金に頼らず活動を続けていくための自主財源となっています。年に1回のお弁当配布と、ピザ販売を組み合わせることで、“持続可能な地域福祉”の形が見えてきています。

5年間続けてきたことで、このプロジェクトは「地域の力が地域を支える新しいモデル」へと育ってきました。三右エ門としても、食と農の事業者として、この地域の幸せにつながる取り組みをこれからも続けていきます。

Image