
包丁・電子レンジ・トースターの3つで、表面は香ばしく、中は粉をふくようにほくほくとした甘さに仕上がります。副菜やおつまみはもちろん、主菜にもなる満足感の高い一皿です。
材料(2〜3人分)
・かぼちゃ…1/4個(300〜400g目安)
・ピザ用チーズ or とろけるチーズ…60〜80g
・オリーブオイル…小さじ2
・塩…ふたつまみ
・黒こしょう…少々
(好みで)にんにくパウダー少々、乾燥ハーブ(オレガノやタイム)少々
準備
- かぼちゃは1cm厚のくし形に切ります。皮が固い場合は、電子レンジ600Wで40〜60秒軽く温めると切りやすくなります。
- 切った表面の水気をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。余分な水分を除くことで、焼き上がりがよりカリッとします。
作り方
- 耐熱皿にかぼちゃを重ならないよう一層に並べ、塩・黒こしょう・オリーブオイルを全体に回しかけます。
- ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで3分加熱します(竹串が7割程度入る硬さが目安)。
- ラップを外してチーズを全体にのせ、オーブントースターで5〜8分、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
- 魚焼きグリル(強火)を使用する場合は3〜4分が目安です。
- 仕上げに黒こしょうをひと振りし、熱いうちにお召し上がりください。。
失敗しないポイント
- 水分はしっかり除く:レンジ加熱後に皿に水が出た場合は、必ず捨ててから焼いてください。水分が残ると食感がべたつきます。
- 並べ方は一層で:重ねると火通りが不均一になります。チーズは端までのせると香ばしく仕上がります。
- 塩は下味で:先に軽く塩を当て、焼き上がりに味が足りなければごく少量を追い塩します。
アレンジ
- アンチョビ×パセリ:刻んだアンチョビ1枚とパセリを散らすと、旨味が増してワインに良く合います。
- はちみつ仕上げ:焼き上がりにはちみつ小さじ1を細く回しかけると、甘じょっぱさが引き立ちます。
- ブルーチーズ少量:一部をブルーチーズに替えると、コクの深い大人の味わいに。
盛り付け & ペアリング
木皿にクッキングシートを敷き、立体感を出して盛ると食卓が華やぎます。
相性のよい飲み物は辛口の白ワイン。ノンアルコールの場合はレモンを絞った炭酸水が口をさっぱりと整えます。み物は辛口の白ワイン、ノンアルなら微発泡の炭酸水+レモンで脂を切るのもいいでしょう。
栄養メモ
かぼちゃはβ-カロテン・ビタミンE・食物繊維が豊富です。チーズのたんぱく質・カルシウムと組み合わせることで、栄養バランスのよい一皿になります。
保存
粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵で2日保存可能です。温め直しはトースターで2〜3分加熱すると、カリッとした食感が戻ります。