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COLUMN 馬場園芸コラム

お盆向けの菊の出荷、最盛期

8月は菊の時期。
弊社では、平成6年から菊の生産を続けています。
お盆の時期には、約30品種12万本の菊を生産しています。

収穫した花は、主に花市場に出荷され、お花屋さんで使われています。
お盆は花が欠かせません。地元の産直でもこの時期は非常に需要が高いです。

お盆の花はほとんどの地域で、8月12〜16日に飾られます。

私たちもその需要期に合わせて菊を開花させていかなければなりません。
私たちは日の長さをビニールハウスに備え付けられている遮光カーテンを使って日の長さをコントロールし、開花時期を調整しています。

今年の夏は、今までにないほど暑さが厳しく、菊の思うように咲いてくれませんでした(泣)
今までと一番違った点は、夜の温度です。

例年ですと、日中暑くても、夜の気温は下がり、スムーズに開花していたのですが、今年は、夜の温度が20度を下回らない日が続きました。

20年で平均気温3.6度上昇

20年前の二戸市の平均気温を調べてみたところ、なんと、お盆までの8月1〜15日で3.6度も平均気温が上昇していました。

私たちを取り巻く環境は間違いなく変化しています。
地球温暖化のすごく身近な問題です。

これから先も私たちの子供や孫の世代が安心して暮らしていくことができる環境を残していくために、私たちにできることをしていかなければならないと強く思いました。


もうすぐ新米の時期です

春からの平均気温が高かった影響で、今年の稲刈りは2週間ほど早まりそうな状況です。
例年よりも2週間ほど早い新米のスタートとなりそうです。

今年から三右エ門では環境に配慮し、すべて田んぼで特別栽培米基準(岩手県基準の農薬使用量半分以下)で栽培をおこなっています。
化学肥料は使用せず、米糠とミネラルを田んぼ全体に散布し土づくりをおこなった米は、光合成が活発に行われ、後半にかけ、生育がとても良くなり、今年も噛むほどに甘さが口中に広がります。
今年も美味しいお米がとれそうです。

ふるさと納税でも、新米の予約が始まっています。
年間定期便は年6回の送料の負担がなく、摺りたての美味しいお米が定期的に届くため、大変お得です。

今年も三右エ門の米をよろしくお願いいたします。